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・毒親と絶縁したい
・毒親と絶縁しようか悩んでいる
・毒親と絶縁する方法を知りたい
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自分の親が毒親だと認識する人が増えて、「毒親と絶縁した」と言う人も増えてきました。しかし、毒親からの攻撃や自身の罪悪感などから、毒親との絶縁に悩むケースは非情に多いです。
私は、「自分の親は毒親だ」と気づいて早いタイミングで絶縁しました。決断に迷いはありませんでしたが、フラッシュバックはそれなりにありました。
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]絶縁まではいかなくても、毒親と距離を置いて自分の人生を歩んでほしい…[/voice]
そこでこの記事では、段階別の毒親と絶縁する方法、絶縁のメリットとデメリットを紹介します。
この記事を読み終えると、毒親との関係で悩むことは減っていき、あなたに合う人生を歩みやすくなります。
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毒親と法的に絶縁できない
はじめにお伝えしなければならないのは、毒親と法的に絶縁できる方法はない、ということです。
これを聞いて絶望された方もいらっしゃるかもしれませんが、現在の日本でできる絶縁は、
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・毒親と会わない、連絡しない
・毒親と物理的に距離を置く
・毒親と関わることをやめる
・毒親に見つけられないように対策する
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という4つの方法のどれかを選ぶこととなります。
どの方法を選択するのかはあなた次第です。毒親の性格や言動を見て、あなたが決めてくださいね。
毒親との絶縁は選択肢に入れていい
毒親に苦しめられ続けるくらいなら、毒親との選択肢に入れてもいいのです。
毒親育ちの間でも、「絶縁一択」と「絶縁ためらう」との2つにキッパリ分かれます。どちらも理解できる考え方ですが、いちばんに知っておいていただきたいのは「あなたの人生はあなたのもの」ということです。
絶縁がすべての毒親育ちにとって正解だ、と言うつもりはありません。ですが、子供だからという理由だけで、毒親の言動に耐え続けなければいけないことでもありません。
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]毒親と絶縁しないことのデメリットも考慮して、「自分はこのままでいいのか」「変えられることから変えようか」を判断してみてくださいね。[/voice]
毒親と絶縁しないことのデメリット
毒親と絶縁しないことのデメリットは下記のとおりです。
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・自己肯定感が低くなる
・生きづらさを感じやすくなる
・視野が狭くなり自滅しやすくなる
・毒親に人生をコントロールされる
・毒親から攻撃を受け続ける
・毒親と同じような人生を歩みやすくなる
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一言でまとめると、「あなたが望む人生を歩むことが難しくなる」ということです。
自分の親が毒親だと気づくのが遅かったから、今さらと感じる必要はありません。年齢に関係なく、毒親だと気づけたからこそ、残りの人生だけは毒親から守ってもいいのではないでしょうか。
毒親と絶縁してもいい理由について、詳しくは下記の記事を参考にしてくださいね。
毒親と絶縁する方法は8通りある
毒親との絶縁は、あなたが毒親とどのような関係を築きたいのかで変わります。
適度に関わる、関わらざるをえないときは、「毒親とできるだけ距離を置く」に徹してください。毒親によるストレスがかなり減って、穏やかに過ごしやすくなります。
そうではなく毒親と絶縁するなら、毒親の性格や言動にあわせて適切な方法を選んでください。具体的な方法は下記のとおりです。
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・方法1:メール・LINE・電話を拒否する
・方法2:携帯番号・メアドを変更する
・方法3:一人暮らしを始める
・方法4:毒親とつながりのある人に現住所を言わない
・方法5:分籍の手続きをする
・方法6:戸籍の閲覧制限を申請する
・方法7:書き置き(失踪宣言書)を残す
・方法8:捜査願(行方不明者届)の不受理届を提出する
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方法1:メール・LINE・電話を拒否する
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]毒親との連絡手段をかたっぱしからです。[/voice]
毒親が求める「家族のつながり」を断ち切ることを、意思表示します。メールは受信拒否、LINEはブロック、電話は着信拒否です。
念には念を入れるなら、家族や親せき、毒親と共通の知人のSNSフォローを外しておくこともおすすめです。
方法2:携帯番号・メアドを変更する
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]仕事やプライベートに支障をきたさないのであれば、効果的な方法です。[/voice]
費用と手間がかかるので、対応しなければいけない方法ではありません。しかし、毒親と決別する区切りになるので、気持ちをリセットしやすくなります。
方法3:一人暮らしを始める
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]できそうであれば、毒親による監視の目から逃れるのが先決です。[/voice]
経済的な事情や家庭の事情が許すなら、できるだけ早く実家を出るのがおすすめです。賃貸物件、シェアハウス、ソーシャルアパートメント……住み方のバリエーションが増えています。あなたに合う場所を選んでくださいね。
一人暮らしを検討されている方は、下記の記事にも目を通してみてくださいね。
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方法4:毒親とつながりのある人に現住所を言わない
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]毒親、きょうだいや親せき、毒親と共通の知り合いから現住所を聞かれるときは、要注意です。[/voice]
子供の状況確認と称して、毒親によってはあなたの居場所を探ろうとします。家に来られては迷惑ですし、何をされるかわからず不安になります。
毒親や毒親と関わりのある人から住所を聞かれても、黙っているのがベスト。やむを得ないときは都道府県名か市区町村名、最寄り駅はギリギリアウトです。
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冠婚葬祭などの緊急事態でやむを得ないとき
実家の住所を伝えればOKです。郵送がともなうなら、あらかじめ郵便物の転送手続きをしておいてください。現住所と違う住所でも、現住所に送ってくれます
ただし、有効期限が1年間です。長期間になるときは毎年手続きが必要となるので、注意してくださいね。
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方法5:分籍の手続きをする
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]分籍は、家族とは別に自分だけの戸籍を作る手続きのことです。[/voice]
一人暮らしをしている成人の独身であれば、誰でに手続きができます。毒親との血縁関係は残りますが、物理的に距離を置くことができます。
毒親が戸籍謄本や住民票を取得しなければ、分籍したことがバレる可能性はゼロに近いです。
分籍の手続きについて、詳しくは下記の記事に紹介しています。
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方法6:戸籍の閲覧制限を申請する
戸籍の閲覧制限は、
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・配偶者からの暴力
・児童虐待
・ストーカー行為
・その他これに準ずる行為
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の被害者を守るために、加害者が閲覧できないようにするための手続きです。
手続きは本籍のある市区町村の役所、もしくは警察の生活安全課。閲覧制限の対象書類は、住民票や戸籍など、現住所が記載されている公的書類です。
閲覧制限には役所の確認が入り、申請しても了承が得られないこともあります。近年は、毒親から逃れるため申請するケースもあります。生活に支障をきたしている場合は、ダメ元で申請してみるのもアリです。
閲覧制限について、詳しくは下記の記事で紹介しています。
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方法7:書き置き(失踪宣言書)を残す
書き置き(失踪宣言書)は、事件に巻き込まれたのではなく、自分の意思で失踪することを明らかにする書面です。
公的な書類ではなく、効力がありません。しかし、毒親が捜索願(行方不明者届)を出しても、警察は「事件性なし」と判断し、捜査されることはありません。
ただし、未成年の場合は書き置きがあっても捜査され、警察に見つかったら毒親の元へ強制的に返されます。
方法8:捜査願(行方不明者届)の不受理届を提出する
捜査願は、生活拠点を離れ、行方がわからなくなった人の捜索を警察にお願いする書類です。警察では行方不明者と扱われ、データベースに登録されてから捜索されます。
不受理届は、警察に捜査願が提出されても「捜査しなくていい」と意思表示するための書類です。
ただし、不受理届は危険回避のために正当な理由がないと届け出ができません。「借金返済のために夜逃げしている」「(単純に)行方をくらませたい」といった理由では受理されません。
捜査願の不受理届を出す理由がハッキリしていないといけません。事情を説明するための資料を持参すると、スムーズに対応できます。
まとめ:毒親との絶縁を決めたら実践してみよう!
上記で紹介した「毒親と絶縁するメリットとデメリット」を理解し、「毒親と絶縁方法」を実践していただくと、今後は毒親との関係で悩むことは一切なくなります。
最後にもう一度内容を確認してみましょう。毒親と絶縁する方法は下記のとおりです。
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毒親との絶縁方法
・方法1:メール・LINE・電話を拒否する
・方法2:携帯番号・メアドを変更する
・方法3:一人暮らしを始める
・方法4:毒親とつながりのある人に現住所を言わない
・方法5:分籍の手続きをする
・方法6:戸籍の閲覧制限を申請する
・方法7:書き置き(失踪宣言書)を残す
・方法8:捜査願(行方不明者届)の不受理届を提出する
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毒親、きょうだい、親せきの性格や価値観によって対処方法は変わりますが、私の場合は「③戸籍を分籍する」ところまで対応して毒親と絶縁できました。この記事で紹介した6つの方法すべてを実行しなければならない、というわけではありません。
毒親の影響を受けすぎたぶん、実行に移すまでに時間がかかるかと思いますが、あなたのペースでできることから実行してみましょう。
上記内容を実行するためには「決断力」が必要です。具体的に学びたい方は、下記にも目を通しましょう。
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