- 自分の親が毒親なのかわからない
- 毒親だと思うけど、確証が持てずにいる
- 毒親化どうかの判断基準を知りたいと思っている
毒親という言葉が知られるようになって、「自分の親は毒親なんじゃないか?」と考える人が増えてきました。しかし、定義があいまいで、自分の親が毒親確信が持てずに悩むケースは非常に多いです。
私は、30歳のときに「自分の親は毒親だ」と気づきました。気づくことで、親の言動にイライラしたりストレスを感じてきたことに腑が落ちました。
そこでこの記事では、毒親に共通する10つの特徴、毒親かじゃない親かの判断基準、毒親になる原因を解説します。
この記事を読むと、自分の親が毒親か判断でき、毒親対策を考えやすくなります。
毒親は子供を支配したり傷つけたりする有害な親
毒親とは、子供の人生を支配したり、子供を傷つけたりして、子供にとって「毒(有害)」になる親のことです。
毒親は、スーザン・フォワードさんの著書「毒になる親 一生苦しむ子供」(講談社+α文庫)から生まれた俗語と言われています。
今のところ、毒親の定義はありません。子供が親の言動によってモヤモヤした気持ちになったり、イライラしてストレスを覚える言動から、暴力などの虐待行為に至るまで、すべて毒親の言動とされています。
そこで本ブログでは、あなたが幼少期から現在までに、毒親の言動によって下記のどれかひとつでも何回も経験した場合に「毒親の可能性が高い」と定義します。
- 親に連絡するたびに不快な気持ちになる
- 親と話すたびに劣等感に悩まされ自己嫌悪に陥る
- 親に過剰に期待され続けて息苦しさを感じる
- 親の期待に応えようと義務感や責任感が強い
- 親の言動により、無気力、不安、恐怖がつきまとう
これだけだとわかりにくいので、次より毒親の特徴を具体的に紹介していきます。
毒親のタイプは5つに分類される
まず、毒親のタイプは大きくわけて5つあります。
- タイプ1:過干渉
- タイプ2:価値観への同意・共生
- タイプ3:精神的な暴力
- タイプ4:肉体的な暴力
- タイプ5:ネグレクト
どの毒親も、これらの特徴の1つだけに当てはまることはありません。だいたいは複数の特徴に当てはまって、そのどれかひとつの特徴が強い状態です。
具体的には下記のとおりです。
タイプ1:過干渉
過干渉タイプの毒親は、親と子供が「一心同体だ」ととらえています。
子供に「危ない橋を渡ってほしくない」「失敗してほしくない」という思いが強すぎて、子供の言動に過剰反応します。子供を「コントロールしたい」「スケジュールをはじめすべてを把握していないと気が済まない」というタイプでもあります。
子供の様子を把握するために監視をして、これから起こる出来事に先回りをする「ヘリコプターペアレント」と呼ばれることもあります。
タイプ2:価値観の同意・強制
価値観の同意・強制する毒親は、子供が自分を評価する「ものさし」だと見なしています。
子供の失敗は、親である自分の「人生の汚点(黒歴史)」と認識しています。世間体を気にしすぎるあまり、そこからはみ出るような価値観や考え方を拒絶します。理想が高く、親自身ができなかったことを実現させるために子供を利用しようとします。
タイプ3:精神的な暴力
精神的な暴力を与える毒親は、思い込みが激しく、被害者意識が強いです。
自分が一番かわいい、大切に扱われたいと強く望む「悲劇のヒロイン(ヒーロー)」タイプです。自分にとって都合のいい解釈をするので、事実を事実として受け止めるキャパがありません。
自分が気に入らないことは、すべて相手の責任となります。親子関係では、親の方が偉い、尊敬されるべきという考えから、親の理不尽さにより子供が責められます。
子供の言い分を聞かずに罵倒するなど、子供をストレスのはけ口として利用しようとします。
タイプ4:肉体的な暴力
肉体的な暴力をふるう毒親は、自分で自分の感情をコントロールできません。
暴力を正当化する家庭で育ったケース、外面が良すぎるあまり外向きと内向きとで言動のギャップが激しいケースがあります。見た目からして毒親だと思わせる方だけでなく、物腰が柔らかかったり、穏やかな印象の方もいます。
本心では、子供だけでなく、周りにいる人も自分の言いなりにしたいと考えています。「暴力は正義」ととらえ、相手をねじ伏せる手段のひとつとしています。
体罰と称した暴力行為のほか、性的虐待、刃物など器具を使用した暴力行為も含まれます。
毒親のタイプ5:ネグレクト
ネグレクトタイプの毒親は、自己中心的な言動が目立ちます。
仕事や趣味、人づきあいなど、自分のことを優先しすぎて、育児だけでなく家事も二の次さんの次になります。育児でのストレスを自分で消化しきれなかったり、妊娠・出産で「子供に人生を狂わされた」と感じたりすることが一因です。
代表的な言動は養育を放棄することですが、子供の衣食住を整えなかったり、親が自分のためだけにお金を使ったりすることも挙げられます。
毒親の特徴チェックリスト:7つ以上当てはまると毒親濃厚です
毒親の特徴は下記のとおりです。
- 特徴1:自分は良い親だと思っている
- 特徴2:自分に非があっても謝らない
- 特徴3:会話が成立しない
- 特徴4:罪悪感を与える
- 特徴5:管理する
- 特徴6:支配する
- 特徴7:価値観を押し付ける
- 特徴8:過保護になる
- 特徴9:過干渉になる
- 特徴10:怒りの沸点が低い
- 特徴11:暴言を吐く
- 特徴12:暴力をふるう
幼い頃から今までの出来事を振り返り、5個以上当てはまると「毒親予備軍」、7個以上当てはまると「毒親」と言えます。
ただし、当てはまる数に限らず、あなたの視点で毒親の言動が目に余るもの、かつ大人になってからもその影響が抜けきらない、もしくは抜けきらないと感じている場合は「毒親」と言えます。
特徴1:自分は良い親だと思っている
毒親は、自分が子供に尽くすすばらしい親だと信じています。
毒親にとっての「良い親」は、いかに子供のことを思い、子供のために自分を犠牲にしてでもがんばっているかです。親とはいえひとりの人間なので、子育てによって断念したことがあるのは想像に難いですが、それをことあるごとに話題に出すのが毒親です。
たとえば、
- 妊娠して仕事をやめなければならなかった
- 子供にここまで尽くしている親はよそにいないはずだ
- やりたいことがあったけど断念しなければならなかった
- 子供がいなかったら、あんなことやこんなことができたはずだ
といった発言です。この根底には「ほめられたい」「認められたい」という欲求があります。自己肯定感の低さを子供で埋めようとしているのです。
特徴2:自分に非があっても謝らない
毒親は、自分が絶対に正しいと思い込んでいて、非を認めないし謝りもしません。
毒親は、いったん自分に非を認めてしまうと「負け」と思い、屈辱だと考えています。威勢よく相手を罵倒・非難するので、その途中で自分に非があると気づいても相手に責任転嫁をします。
その原因は、毒親の高すぎるプライドと強すぎるコンプレックスです。どちらにおいても、自分の考え方にこだわりが強すぎて視野が狭くなっています。意固地になって、それ以外の考えを認めると自分の立場が危うくなるとおそれています。
- 子供の話に耳を傾けようとしない
- 子供の話を遮って、自己主張を繰り返す
- 唐突に子供に逆ギレして誹謗中傷をする
- 話題をすり替えて、子供を批判・非難する
- 子供の衣食住をおびやかして、服従させる
というような言動は、毒親の危機感の表れと言っても過言ではありません。
特徴3:会話が成立しない
毒親は、自分の持論は正しいという思い込みが前提で、自己主張を繰り返します。
毒親は、自分が正しいと思ったことが「正解」と見なします。物事にはいくつもの選択肢や方法があっても、それには見向きもしません。子供が相反する考え方・価値観であれば「間違いだ」との一点張りで、受け入れるどころか全否定します。
家庭により多少の違いはあるにしても、
- 進学先は偏差値が高い学校でなければならない
- 就職先は上場企業(名の知れた企業)でなければいけない
- 結婚したら、子供は2人以上産まなければ立派な親にはなれない
- 結婚相手は、高学歴、高収入でなければならない
- 結婚と妊娠の順序を間違えてはいけない
というような、いわゆる「昭和の価値観」から抜け出せない毒親は多いでしょう。
特徴4:罪悪感を与える
毒親は、自分の非を子供になすりつけるなどをして、「子供が悪い」と罪悪感を与えようとします。
毒親は、自力で誰かに認められたり肯定されたりする経験が乏しく、親になってはじめて自己肯定感の低さを克服できた節が強いです。自己肯定感の維持には子供が不可欠なので、子供が成人して独立してもつなぎとめておきたいのです。
親に逆らえないように恐怖心をあおったり、さげすむ発言を連発して子供の自信をなくしたり、子供が親に反抗できないようにします。特に効果的な方法が子供に罪悪感を与えることです。
毒親の目的は、自分の思い通りに子供をコントロールすることです。毒親が主となった主従関係を築くよりも、子供が自発的に親に依存してもらう方が、手っ取り早く目的を達成できます。
- 産んでやったのに
- 育ててやったのに、恩をあだで返すのは親不孝だ
- 私(毒親)を見捨てるのね
- お前にかけたお金を返せ
- お前なんていなくなればいいのに
といった言葉をかけられ続けたなら、子供は「自分は生まれてきてはいけなかったのか」と思い悩むようになります。しまいには親の言いなりになって、自分で考えることができなくなる場合もあります。
特徴5:管理する
毒親は、子供の言動、思考、価値観をコントロールするために、全部を把握していなければ気が済まない傾向があります。
毒親の親も毒親だったり、世間体を気にしすぎたり、毒親は幼い頃から自分のやりたいことができずにいました。その代わり、子供に自分がやりたかったことを託そうとする思いが強く、子供がその道から外れないように管理しようとします。
たとえば、
- 毒親が子供の行動範囲を制限する
- 毒親自身がやりたいことを子供に強要する
- 子供の趣味嗜好に口を挟んで、強制的にやめさせる
- 子供が自分で対応することを、大人になっても親が対応する
といったことが幼い頃から「当たり前」だったとしたら……違和感を覚えて、自分の親はヤバいと思わずに受け入れてしまうことが多いのではないでしょうか。
物心がついて毒親の言動に違和感を覚えても、これまでの自分の考えを否定することとなります。見て見ぬフリをして受け入れ続けたり、子供からすすんで毒親に気に入られようとしたり、毒親の意向に沿う言動をしがちです。反抗したら毒親にねじ伏せられて、反抗を諦めて毒親に従うようになるでしょう。
毒親の言動が子供の思考を停止させ、自分で何もできない、何もしたくない大人に成長させるおそれがあります。
特徴6:支配する
毒親は、マインドコントロールをして、子供を支配しようとします。
毒親にとって、子供はいつまでも「格下の存在」です。自分がいなければ何もできないから、子供を自分なしでは生きられないようにしようとします。
子供が幼い頃から、
- 毒親が子供の友人関係に口を挟む
- 子供の言動を頭ごなしに批判したり否定する
- 子供を部屋に閉じ込めて一歩も出ないようにする
- 子供の意欲をそぎ、挑戦させたり経験を積ませない
- 毒親独自のマイルールを強要し、反した場合はペナルティを課す
などといったことが続くことで、子供は自分の無力さに絶望し、すがれるものがあればすがりたくなります。子供からすすんで親に依存してくれれば、長期にわたって子供を身体的にも精神的にも縛り付けることができます。
子供からすすんで親に依存してくれれば、長期にわたって身体的にも精神的にも縛り付けることができます。毒親の支配力が加速して、子供を社会やコミュニティから断絶・孤立させることもあります。
特徴7:価値観を押しつける
毒親は、子供を自分の思い通りにコントロールするために価値観を押し付けます。
毒親にとって、子供の存在価値は自分の評価に直結します。学業、部活動、進学先、就職先、結婚など、世間的に子供が認められる実績や成果を出せば、毒親の自己肯定感は高まります。毒親は自分軸がなかったり少なかったりして、自分軸を他人軸でしか評価できないのです。
毒親は、自己肯定感の低さから自分のやりたかったことをできずに年齢を重ねているため、子供に自分のやりたいことをさせたがります。
子供が自分の思い通りにならないときは、
- 子供の話に耳を傾けない(無視をする)
- 子供に反論の余地を与えずに責め立てる
- 子供に親がやりたかった習い事などを無理に行わせる
- きょうだい間で優劣をつけ、劣っている子供を罵倒する
- 子供をひとりの人間として認めない(毒親の所有物として扱う)
といった言動で、子供を威嚇します。
幼い頃からこのようなことが続くと、子供も他人や世間体を気にして行動するようになります。自発的に新しいことにチャレンジしたり、状況を変えようとしたりすることに強い拒絶反応を示すようになるのです。
特徴8:過保護になる
毒親は、失敗や挫折を「悪いこと」と考えて、子供をつねに完璧な状態にさせようとします。
毒親は、自己肯定感の低さゆえに行動を起こせず、後悔していることが多めです。自分と同じ思いをさせないためにも、子供がつねに成功を収めてほしいと考える傾向にあります。
子供の様子を観察して、
- 子供に手取り足取りフォローする
- 子供に非があっても周りのせいにする
- 子供が少しでも道を踏み外すのを阻止する
といったことをして、モンスターペアレントやヘリコプターペアレントと化します。子供のプライバシーはあってないものなので、子供は親に対して息苦しさを感じるようになります。
やめるように言っても「あなたのため」などと理屈をつけてやめようとしないので、子供は諦めグセがつくようになります。
特徴9:過干渉になる
毒親は、子供との適切な距離感を取れず、子供との距離が近くなります。
毒親の毒は何世代にもわたって受け継がれるので、毒親も毒を受けて「愛された」「大切にされた」という経験が乏しいです。子供のあなたと同じように人間関係を築くのが苦手です。
それゆえに、身近にある人間関係にこだわりすぎて、
- 子供に過度な要求をする
- 子供の予定を詳しく把握しようとする
- 子供のプライバシーに土足で踏み入れる
- 子供の部屋に無断で入り、持ち物チェックをする
といったことを平然とします。子供がやめてほしいと思う理由がわからないので、逆ギレすることもあります。
子供は、毒親の所有物と化して、自暴自棄になったり人生を諦めがちになります。その状況が長く続くと共依存になりやすく、嫌悪感が長引くと絶縁の道まっしぐらになりやすいです。
特徴10:怒りの沸点が低い
毒親は、自分で自分の機嫌を取ることができません。
毒親は世間体を気にするあまり、八方美人になりやすいです。周りに良い暗証を与える反面、素の一面や本音を抑え込みすぎてストレスを抱えやすいです。自分では消化しづらいため、自分より弱い立場の子供に発散の矛先を向けます。
沸点に達すると、毒親の暴走は止まりません。子供の意見・反論でさえも怒りの燃料となり、収拾がつかなくなります。
子供にとっては理不尽を感じずにはいられません。毒親の負の感情をダイレクトに食らうので、まともに相手しようとするとメンタルが病んでしまいます。
特徴11:暴言を吐く
毒親は、子供に威嚇しようとします。
毒親は、自分が主、子供が従となった主従関係を築きたいと考えています。自己肯定感の低さ、自信のなさを解消するのに、子供はちょうどういい存在なのです。
暴言は声を荒げたりしがちで、子供が幼いうちは恐怖心を与えやすいです。
- 生まれてこなければよかったのに
- いい子にならないなら、捨てるよ
- お前は川で拾ってきた子供だ
- 育ててあげてるから感謝しろ
- いい歳なんだから〇〇しなさい
といったことを、長期にわたって言われ続けると、真に受けて悲しくなりますよね。次第に、子供の中で「逆らってはいけない」という考えになり、毒親の思惑通りになりやすいのです。
特徴12:暴力をふるう
毒親にとって、暴力は子供と主従関係を築くための手段のひとつです。
暴力には、精神的な暴力と身体的な暴力の両面があります。いずれも、毒親にとっては「しつけ」のひとつです。親として当然のことをやっていて、非難されることはやっていないという認識です。
- 暴力を正当化する
- 子供を殴ったり蹴ったりする
- 子供が声をかけてきても無視する
- 子供の養育を放棄する(ネグレクト)
- 子供に性的な虐待をする
暴力の被害にあう経験は子供のトラウマになり、人間不信に陥りますよね。
毒親と毒親じゃない親の決定的な違いはひとつ
上記で紹介した「毒親の特徴」だけで判断できないときの基準は「Taker(テイカー)かそうでないか」です。毒親はTaker(テイカー)です。
Taker(テイカー)とは、基本的に自分のことで頭がいっぱいの人です。
たとえば、
- 自己中心的でナルシスト
- 他人の成果や努力を自分の手柄にする
- 他人から親切にされても、親切を返さない
- 損得勘定で物事を判断する(デメリットがあれば何もしない)
- 自分にとって都合の悪いことは責任転嫁して逃れようとする
- 本性がバレないように「いいひと」を演じる
といったことが挙げられます。
一方、毒親じゃない親はGiver(ギバー)の気持ちを持っています。
Giver(ギバー)はTaker(テイカー)の反対の考え方です。思いやりがあり、自分から相手のために尽くします。お返しをしてもらうつもりはなく、自分から進んで周りの人のタメになる行動を起こせます。
残念ながら、毒親には基本的にGiver(ギバー)の考えはありません。「自分は何かしてもらえる立場の人間」と信じているので、そもそもGiver(ギバー)の考えを理解できません。
毒親によっては「Giver(ギバー)かも?」と思える毒親もいますが、良い親だと思われたくて演じているだけです。根底には「私をほめて」という承認欲求があり、つまるところ毒親にたどりつきます。
毒親と毒親じゃない親の違いについて、詳しくは下記の記事で紹介しています。
毒親になる原因は毒の「世代間連鎖」
毒親になる主な原因は、毒の世代間連鎖です。
毒親の親、つまりあなたの祖父母も、毒親に対して何らかの「毒(有害)」な言動を行っていたのです。家族の話題が今以上にタブー視されて友人などと話す機会はありません。自分の家族に違和感すら覚えずに当たり前と受け入れ、祖父母から毒親へ毒が連鎖するのです。
毒親になる原因は、
- 自己肯定感が低い
- 親をはじめ家族にぞんざいに扱われてきた
- 自分のやりたいことを諦めることが多かった
- 視野が狭く、他者の価値観を受け入れられない
- 自己解決しなければいけないと思い込んでいる
といったことが挙げられます。「毒親育ちの方が毒親になりやすい環境にある」というだけで、毒親じゃない親に育てられても、毒親になる可能性はあるのです。
毒親になる原因について、詳しくは下記の記事で紹介しています。
まとめ:毒親の連鎖をあなたが終わらせよう!
上記で紹介した「毒親の特徴」を知っておくと、今後は毒親との関係を見直せるようになるし、毒親対策も考えやすくなります。
最後にもう一度、毒親の特徴を確認してみましょう。
- 特徴1:自分は良い親だと思っている
- 特徴2:自分に非があっても謝らない
- 特徴3:会話が成立しない
- 特徴4:罪悪感を与える
- 特徴5:管理する
- 特徴6:支配する
- 特徴7:価値観を押し付ける
- 特徴8:過保護になる
- 特徴9:過干渉になる
- 特徴10:怒りの沸点が低い
- 特徴11:暴言を吐く
- 特徴12:暴力をふるう
落ち着いて観察して、自分の親を毒親だと判断するのは時間がかかるかと思いますが、何度も何度もこの記事を読んで、これまでのことや直近の出来事を振り返ってみてください。
あなたの人生で転機になった出来事、そのときの親とのやり取り、この記事で紹介した「毒親の特徴」を照らし合わせると、自分の親が毒親なのか、あなた自身が毒親なのかも判断しやすくなります。
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