[box class=”blue_box”]
・親の言動にときおり違和感を覚える
・自分の親は毒親ではないと思っている
・隠れ毒親の判断基準を知りたい!
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毒親という言葉が知られるようになっても、「自分の親は毒親じゃない」と考える人もいます。しかし、親の言動にモヤモヤしたりイライラしたりするケースは増えています。
私は、30歳のときに離婚していなければ、自分の親は毒親だと気づくことはありませんでした。それまでは親の言動にイライラしていても、原因が親にあるとは思いませんでした。
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]私と同じように親で苦しむ人が1人でもいなくなってほしい…[/voice]
そこでこの記事では、隠れ毒親に共通する8つの特徴、隠れ毒親のチェックリストをご紹介します。
この記事を読むと、自分の親が隠れ毒親か判断でき、毒親対策を考えやすくなります。
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隠れ毒親はじわじわと子供を追い詰める親

隠れ毒親とは、子供に嫌がらせをしたり、傷つけたりして、子供にとって「毒(有害)」になる親のことです。
隠れ毒親は、
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・一見して毒親とはわかりづらい
・親本人も子供も「毒親じゃない」と認識している
・毒親という言葉を知っていても、自分には関係ないと思う
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というように、「毒親の特徴」で紹介したような特徴があからさまになることはありません。
毒親と同じように、親の言動によって子供がモヤモヤした気持ちになったり、イライラしてストレスになることはあります。しかし、子供がそれを当たり前と受け入れているために、判別しにくいのです。
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]毒親だとわかりづらいだけで、受ける「毒(有害)」の程度は毒親と同じということが多いです。[/voice]
隠れ毒親は子供がチェックして気づくもの

[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]「自分の親は大丈夫」と思っている人ほど、親が隠れ毒親か確認することを強くおすすめします。[/voice]
隠れ毒親は毒親と判断しづらいです。子供も「自分の親は毒親だ」と認識していないため、親の言動に違和感や疑問を持ちづらいのも一因です。
「自分の親は大丈夫だろう」と確認する意味でも、下記のチェックリストで診断してみてください。
隠れ毒親度チェックリスト
- 親から感謝やお礼を強要される
- 自分のやることなすことに親が手や口を出す
- 自分が対応する前に親が対応してしまう
- 親から知識や対処方法を教えてもらうことが多い
- 親の価値観ややり方を押し付けられることが多い
- 成績や成果などの目に見えるもので良し悪しを判断する
- 友人関係や予定を親が根掘り葉掘り聞いてくる
- 自分のやることを親の主観で否定をしてくる
- 自分より親の方が多くしゃべっていると感じる
- 自分の進学先、就職先、結婚相手を親が決めようとする
- 大人になってからも親の小言が止まらない(むしろ増えた)
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11個のうち、当てはまるものが
・7個以上は、すでに隠れ毒親の可能性が高いです。
・4~6個は、隠れ毒親の兆候が見られます。
・3個未満は、今のところ、隠れ毒親の心配はないでしょう。
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隠れ毒親の特徴は8つに分類される

隠れ毒親の特徴は8つ挙げられます。具体的には下記のとおりです。
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・隠れ毒親の特徴1:恩着せがましい
・隠れ毒親の特徴2:子供に完璧を求める
・隠れ毒親の特徴3:子離れできない
・隠れ毒親の特徴4:思い込みが激しい
・隠れ毒親の特徴5:子供を生きがいにする
・隠れ毒親の特徴6:子供のチャンスを奪う
・隠れ毒親の特徴7:ネガティブな発言が多い
・隠れ毒親の特徴8:ダブルスタンダードを使う
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隠れ毒親の特徴1:恩着せがましい
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]毒親の過干渉タイプと似ていて、子供のために「してあげている」という感覚を強く持っています。[/voice]
「自分が良ければそれでいい」という考え方なので、実際には子供のためになっていないことが多々あります。
たとえば、
[box class=”pink_box”]
・子供のためなら、どんなこともがんばれる
・パートナーと離婚しないのは子供のため
・私が苦労しても、あなたが幸せならいい
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といったことが挙げられます。
隠れ毒親は善意でやったことを認めてもらいたいだけかもしれません。しかし子供の立場からすれば、育ててもらったことや生まれてきたことに罪悪感を抱くこととなるのです。
隠れ毒親の特徴2:子供に完璧を求める
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]勉強や仕事など、毒親が「できるタイプ」だと、子供ができないことや困っていることを理解できません。[/voice]
このタイプの隠れ毒親は、「自分ができることは誰にでもできるはず」という前提で物事を進めます。
子供が手間取っていても、その理由がわからないし、わかろうともしません。子供のできないことばかりに目がついてしまい、「こんなことができないなんて」といったネガティブな反応を悪びれもなく示します。
子供の立場からすると、劣等感から自己肯定感の低さから自己否定をしがちになります。何をするにも完璧を目指すあまりリスクが気になり、自発的に行動しづらくなります。
隠れ毒親の特徴3:子離れできない
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]隠れ毒親は「子供は自分の所有物」と認識しています。[/voice]
この認識は、子供が成人して社会人になったり、結婚して家庭を持ったりしてからも続きます。
たとえば、
[box class=”pink_box”]
・子供の人間関係に口を挟む
・子供から根掘り葉掘り聞き出そうとする
・子供をおとしめる言動をする
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といったことが挙げられます。
親にとって、子供はいつまでも子供であることに変わりありません。隠れ毒親の問題点は、子供の成長や発達に応じた適切な対応をしようとしないことです。子供の能力を過小評価して、子供を見下したり、何もできない存在だと「レッテル」を貼ったりして優越感に浸りたいのです。
隠れ毒親の特徴4:思い込みが激しい
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]物事を自分の都合のいいように解釈して、それが事実であると思い込みます。[/voice]
このタイプの隠れ毒親は、いわゆる「かまってちゃん」です。自分のやったことに対して、周りの人から同情されたり、ほめられたり、ねぎらわれたりして注目されたいと思っています。
どちらかというと人間関係を築くのが苦手で、付き合いのある友人や知人は少ない傾向があります。隠れ毒親が望むことをやってくれる人が家族、とりわけ子供だけ……ということもザラにあるのです。
隠れ毒親の特徴5:子供を生きがいにする
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]時間やお金など、親の持てるものすべてを子供に投資しようとします。[/voice]
隠れ毒親自身、自分のやりたいことできなかったり、親にさせてもらえなかったりして後悔したままおとなになっています。自分と同じ思いを子供にさせないようにすることを真剣に考えています。
その思いが高ぶりすぎて、周りが見えなくなることもあります。そのため、
[box class=”pink_box”]
・自分ができなかったことを子供に託そうとする
・自分の思い通りにしたくて子供をコントロールする
・子供の意思や意見を聞き入れない(無視する)
・子供に投資したことを誇張して伝える
・子供が自分の意に反する言動をすると激怒する
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といった言動が見られるようになります。自分が投資したぶん、その見返りを子供に求めようとします。
隠れ毒親の特徴6:子供のチャンスを奪う
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]子供が失敗することに過剰な恐怖心を持っています。[/voice]
自分が不遇な思いをしてきたので、どんなに小さな失敗でも一生の終わりというような感覚を持っています。先回りをして問題解決をしたり、事前に準備をしたりします。
自分で何もしなくても誰かが動いてくれることが当たり前と錯覚し、子供は自発的に行動を起こせなくなります。子供は自分の意思で行動する機会がなかったために、何から始めればいいかわからなくなるのです。
隠れ毒親の特徴7:ネガティブ発言が多い
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]子供にカウンセラーの役割を強要して、グチや不平不満のはけ口にします。[/voice]
このタイプの隠れ毒親は、自分で自分の機嫌を取ることができません。親の性格を知っているゆえに、親の友人や知人は距離を取っているので、矛先が子供に向けられます。
親は親で、子供に何を言っても大丈夫だと思い込んでいるので、子供に対する「当たり」がかなり強くなります。子供の感情や立場に配慮するという発想を持っていません。利用できるものはとことん利用しようとします。
隠れ毒親の特徴8:ダブルスタンダードを使う
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]家庭内において、自分は何をしても許される存在だと思っています。[/voice]
毒親は子供より優れていて、特別な存在だと考えています。マイルールを作りがちで、子供が破ったら叱責、自分は特別だから破ってもいいとします。
たとえば、
[box class=”pink_box”]
・この前まで許されていたことが、親の気分で許されなくなった
・親は子供に文句を言うのに、子供がその疑問を投げかけたら切れる
・同じことをしても、きょうだいはスルーするのに自分には激怒する
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といった言動が見られるようになります。親という立場を利用して、自分の都合のいいように子供を振り回します。
自分の親が隠れ毒親と気づいたら距離を置く

「自分の親は隠れ毒親だ」と気づいたら、親から距離を置く行動を始めてみてください。
残念ながら、親は自分が毒親であると自覚していません。あなたが「毒親だ!」と言っても理解できず、逆ギレするだけです。毒親が自分に非があると認識して、言動をあらためることはないでしょう。
今の状況がヤバいとわかっているのはあなただけです。親の変化を期待するのをやめてみてください。あなたが自分の行動を変えて、親と距離を置くことをおすすめします。
具体的な方法は下記のとおり。
連絡の頻度を減らす
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]メール、電話、LINEなど、連絡手段はほとんどスルーしてOKです。[/voice]
子供が物事の分別がつけられるようになった時点で、親の出る幕はほとんどありません。あなたが「親に干渉されている」と感じるなら、親の連絡をスルーしても問題はありません。
唐突にスルーするのは気が引けるなら、
[box class=”pink_box”]
・電話は2回に1回は出る
・メールは受信3日後に返信する
・LINEは通知をOFFにして、気づいた時点で返信する
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といった具合に、徐々に頻度を減らしていくと、こころの負担が軽くなります。親にうんざりしているなら、一時的にでもメールや電話の着信拒否、LINEブロック、携帯の電話番号変更をするのもアリです。
毒親にフランクに接するのをやめる
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]親に敬語を使って、一定の距離感があることを意思表示してみてください。[/voice]
家族内のフランクな話し方が当たり前となると、親は「(自分が)何をしても許される」と調子に乗りやすくなります。それを阻止するのが敬語です。
敬語は、仕事などフォーマルな場、初対面や目上の相手に対して適切な距離を保ちながら接するときに効果的です。毒親との会話は仕事と割り切りやすく、毒親から攻撃されても落ち着いて対処しやすくなります。
毒親の言動に我慢するのをやめる
[voice icon=”https://turning-point.me/wp-content/uploads/2021/10/7966bae78213db11914ad7af893f8431.jpg” alt=”virginia-icon1000″ name=”佐藤みなと” type=”l”]子供だからといって、親にヘコヘコしなければならないというわけではありません。[/voice]
親だから偉いというわけではないし、立場の違いから、親が子供に何をしてもいいわけではありません。親であってもすべて完璧な人はいないし、誤りがあれば子供から指摘してもいいのです。
効果的な方法のひとつが「なぜ?」と質問を繰り返す方法。毒親の理屈は破綻していることが多いので、途中で応えられなくなり逆ギレして、勝手に自爆してくれます。
ただ、毒親による報復が怖い場合は、我慢をやめる代わりに反応しないに徹するのが得策です。
その他、毒親と距離を置く方法について、詳しくは下記の記事で紹介しています。
[kanren postid=”455″]
まとめ:隠れ毒親の連鎖をあなたが終わらせよう!

上記で紹介した「隠れ毒親の特徴」を知っておくと、今後は毒親との関係を見直せるようになるし、毒親対策も考えやすくなります。
最後にもう一度、毒親の特徴を確認してみましょう。
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隠れ毒親の特徴チェックリスト
・親から感謝やお礼を強要される
・自分のやることなすことに親が手や口を出す
・自分が対応する前に親が対応してしまう
・親から知識や対処方法を教えてもらうことが多い
・親の価値観ややり方を押し付けられることが多い
・成績や成果などの目に見えるもので良し悪しを判断する
・友人関係や予定を親が根掘り葉掘り聞いてくる
・自分のやることを親の主観で否定してくる
・自分よりも親の方が多く喋っていると感じる
・自分の進学先、就職先、結婚相手を親が決めようとする
・大人になってからも親の小言が止まらない(むしろ増えた)
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この記事を読んでいる時点で、あなたの親は「隠れ毒親」の可能性が高いです。何度も何度もこの記事を読みつつ、これまでの出来事を振り返ってみてください。
メンタルをすり減らすことなので、色々と考えているうちに辛くなったら中断してください。あなたのペースで取り組んでみてください。
「自分の親が隠れ毒親か判断したい」「毒親のことで質問したい」と思っている方は、LINE登録後にトークからご質問くださいね!
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